日本国内での本格的なリフレクソロジーの普及・発展と、それを担うリフレクソロジスト輩出のために【JRECリフレクソロジースクール】

JREC 日本リフレクソロジスト認定機構

JREC認定トップインストラクターライセンス取得者の方々

「自分の中の志しは?」正山 美幸さん/「リフレクソロジースクール ハレルヤ」主宰 [広島県三原市]

◆リフレクソロジーを学ぶきっかけ

リフレクソロジーを学ぶきっかけは、海外旅行帰りの空港で受けたボディマッサージでした。初めての体験でしたが、全身をしてもらう中で、ただ単純に「足が大切!」と感じ、自分も誰かにしてあげられたらいいなと漠然と思いました。まだ、21世紀になっていない頃の話です。

そのうち時間に余裕ができると、その頃の思いが蘇ってきました。早速、各学校から資料を取り寄せて一番厳しそうなJRECの指定校である東京リフレクソロジストアカデミー(TRA)(※JRECリフレクソロジースクール旧名称。現在はJREC直営校。)に決め、通信で学び始めました。今、振り返ってみると、「足!」「JREC!」という選択は我ながら正しかったと思っています。

そんな直感的に始めたリフレクソロジーなので、目標とか、独立など、何も思っていませんでした。習い事感覚でしたし、手技をちょっと教わればできる、ぐらいに考えていたのです。

◆上があるなら目指すしかない?目標を達成するのにふさわしい自分になる

その考えはレギュラーのスクーリングで打ち砕かれてしまいました。身体が動かない、手が動かない、川口先生には注意される。「甘かった…」これが感想です。このまま、レギュラーだけでは終われないとマスターに進みました。

マスターに進むと仕事が忙しくなり、半年ほど確認問題も提出せず、投げていた頃もありました。マスターに合格したら、したで、開店を言い訳にトップインストラクターへ進むまでに1年空いてしまいました。何かにつけ、理由を付けていました。自分に甘いのです。甘いくせに、いつも同じ思いは心の中にありました。

「先生方のようにもっとうまくなりたい!もっと人の身体がわかるようになりたい!」そのためには、上があるなら目指すしかないでしょう。目指す人がいる、目指すものがあるということは、とても心強く、幸せなことだと思いました。

自分に甘い私がここまでやって来られたのは、マスターやトップインストラクターの試験に合格するという明確な目標の中に、「どうしてそうなりたいのか」「どんなふうになりたいのか」という目的があったからだと思います。数々の資格を取得することが目標ではなく、「取った後の自分はどうありたいのか」が本当の目標ではないかと思うのです。

最近思わされることですが、素敵な人、本物、本当の一流の人というのは、率直で素直で熱心で、誰に対しても同じ態度がとれ、受けとめることのできる器の大きな方、愛のある方だと思うのです。そんな人になる、「目標を達成するのにふさわしい自分になる」という目的を持ち、達成することが、今の私の目標なのです。

◆人に喜んでいただける、自分も楽しい、嬉しいと思える仕事に就けた幸せ

トリートメントをしているときに、ふと不思議な感覚になります。心地良く眠っていらっしゃるクライアントさんを見ていると、とても愛おしいと思えるのです。

「サロンに来ただけでホッとする」、「身体がつらいときに、会いたくなって電話しました」と照れてしまうような嬉しい言葉をいただくと、「大切だ」とお互いが思う気持ちが伝わっていると感じるのです。クライアントさんにとって、私はこういう存在でいいのだという私の位置、居場所が最近わかってきたように思います。

オープンのときから今まで、広告など宣伝らしいものもしたことがありません。初めて来られるお客さまは、サロンの目の前を通っても気が付かず、通り過ぎてしまうようなサロンですが、口コミだけで少しずつお客さまも増えていっています。お友達に紹介してくださるということは、少なからず良いと感じてくださっているのかなと思うと、本当にありがたいことだと感謝しています。

人に喜んでいただける。自分も楽しい、嬉しいと思える。そんな仕事に就けたことはとても幸せです。ただ、現状に安住しないで、さらに上を目指して、この好きなことをずっとやり続けることが重要だと思うのです。

よく言われる例えですが、登らなければ見えない景色があり、続けていかなければわからないものが確かにあるのです。それを実感しつつ、私もまだ、「ふさわしい自分になる」道の途中です。

JREC会報誌Holos No.29より