日本国内での本格的なリフレクソロジーの普及・発展と、それを担うリフレクソロジスト輩出のために【JRECリフレクソロジースクール】

JREC 日本リフレクソロジスト認定機構

JREC認定トップインストラクターライセンス取得者の方々

『私が思う、「仕事をするために大切なこと」とは…?“母親”と“仕事”を両立をするために?』水野 陽子さん/「リフレクソロジースクールna・go・mi?な・ご・み?」主宰 [愛知県名古屋市]

◆リフレクソロジストという仕事が好き

2001年の夏に、初めてリフレクソロジーの勉強を始めてから、早いもので7年が経とうしています。現在は、リフレクソロジーとアロマセラピーのスクールとサロンを主催する傍ら、JREC の法人加盟校の講師、カルチャーセンターや1dayセミナーなどの講師をさせていただいています。

さらに、デイサービスでのボランティアの施術、そして、疾病を抱える方への施術の効果をみさせていただくためのケースなどもとり続けています。

先日は、精油を用いたオイルによるセルフリフレクソロジーを行いましたが、総勢32名の方が参加してくださり、リフレクソロジーに関心を持っていただけたのではないかと思います。また、施設でのボランティアでは、半年前に脳梗塞で倒れた方や、糖尿病と変形性膝関節症を患っている方など、年配というだけでなく、いろいろな疾病も伴われた方への施術を行っていますが、その症状が良好になることを望むというよりは、気持ちの上で、施術を行った日の活動の様子が大きく変わっているようです。

今、こうして活動できるのも、おそらく、自分がこの仕事が好きで、とにかくどんなことがあってもやり続けたいと思う気持ちがあるからだとは思うのですが、でも、そこには、自分一人の力だけではどうしようもないことが、たくさんあります。

◆「仕事をしていく」ために大切なこととは…

現在、私には6歳になる娘が一人いるため、仕事だけしていれば良い状況とは言えません。それは私に限らず、おそらく女性の方は特に、家事や子育て、さらには介護などといった家庭の事情による多くのことが日常的にあると思います。

そんな中で、「仕事をしていく」ために大切なことは何なのか、近頃考えることが多くなりました。今回の活動報告では、その辺りについて、少しお話しさせていただけたらと思います。

私が本気でこの仕事に取り組みたいと思ったとき、まず考えなければいけなかったのが、やはり子どものことでした。勉強を始めた途端に子どもができたため、それは避けては通れないことだったのです。

私がマスター試験を合格したときは、娘はまだ6ヶ月でした。その子どもをかかえて、すぐに働くということはどう考えても難しく、そのときにいろいろと考えた末、私は長期的に計画することにしました。つまり、そのときの状況でできることをする、そして、いずれは自分がどこを目指したいのかをはっきりさせるようにしたのです。

それがはっきりすると、今の自分の状況を嘆いたり、焦ったりすることがなくなり、とにかく自分ができることを、一つ一つ積み重ねることに集中するようになりました。

そうして、インストラクター、ボディトリートメント、アロマセラピーなど、自分の目指すところには必要だと思う技術や知識を、川口先生のもとで勉強していくことで、自然にそれらが仕事にも結びつくようになっていきました。

こうして仕事をするようになると、やはり考えなくてはいけないのが、子どものことでした。未就園児の間は特に、自分の仕事の間は誰かを頼らなくてはいけません。そんなときに、仕事を優先しても良いのか、誰かに甘えてしまって良いのか、子どもに何かあったらどうするのかなど、さまざまなことが頭をよぎり、いろいろと思い悩むこともありました。

そんな中で、その都度考えたり、工夫したり、時には失敗して痛い思いをしたり、そんなことを数多く繰り返してきました。それでも、自分がこの道を進んできたのは、やっぱり本当にこの仕事が好きで、そして自分の中に“志すもの”があったからだと思うのです。

◆志を常に持って、プロであることを意識しながらの仕事を!

私がこの7年間で、自分なりに、「仕事をしていくために、心しておくこと」が、いつの間にかできてきました。

その一つは、やっぱり「自分の志を常に持ち続けること」。それによって、自分の進む方向がぶれず、判断するときの軸ができるようになりました。そして、その志は決して自分だけではなく、人の喜びにつながるものであること。それを持つことで、実はものすごく大きなことがあることに気づいたのです。

それは、「人が、その志に共感し、そして応援してくれる」ということなのです。私のように子どもがいる者であれば、そのために必要な協力をしていただいたり、仕事をしていく上で、さまざまなところで助けていただくことも多くなってきたのです。つまり、自分が仕事をしていこうと思ったら、決して自分一人の力だけではなく、多くの人に支えられて初めてできるということなんです。

そのためにも、常に感謝する気持ちを忘れず、そして、自分がしてもらうばかり、甘えるばかりではなく、自分ができることはできる限りする。そうして、周りにいる人たちとの信頼関係を築いていくことが、何より大切なのではないかと思うのです。

そしてもう一つは、徹底的にプロであることを意識することです。仕事として請け負う以上、そこには必ず責任が発生します。その責任をちゃんと自分が負う覚悟ができているかどうか、それを常に考えるということです。

特に母親という立場であれば、子どもを理由にいろいろと仕事に迷惑をかけるということが起こりかねない状況だと思うのですが、そんなときでも、第二、第三の方法を考えておいて、常に仕事に迷惑をかけないように準備ができることが大切だと思うのです。

そんなことを考えながら、日々の生活と仕事を自分自身が楽しみ、そして、将来的なことも考えながら、これからも活動を続けていきたいと思っています。

JREC会報誌Holos No.23より