日本国内での本格的なリフレクソロジーの普及・発展と、それを担うリフレクソロジスト輩出のために【JRECリフレクソロジースクール】

JREC 日本リフレクソロジスト認定機構

JREC認定サポートケア・リフレクソロジストライセンス取得者の方々

「サポートケア・リフレクソロジストとして」滑川 友花さん/看護師

◆医療現場での導入にむけて

現在、私は子育てをしながら、看護師として内科脳外科の混合病棟で働いています。日々の業務の中で少しずつですが、患者さんに対してトリートメントを実施させていただくことができるようになりました。実施にあたっては、病棟師長やスタッフの理解もあり、スムーズに導入することができました。というと簡単ですが、まず私が始めたことは、ナースステーションに精油を垂らしたガーゼを置き、スタッフの反応をみました。それはとても好評で、精油を購入して、自宅で芳香するスタッフが出現するほどでした。また、若いスタッフは授業でアロマの講義があったことを話してくれ、医療の現場での必要性を改めて感じることができました。

ただ、サポートケア・リフレクソロジストとして患者さんに実施することに対し、自分の技術で実施しても良いものか、不安に思うこともありました。ですが、日々の業務で患者さんの様子や手や足、筋緊張の状態を観察する中で、もっと触って少しでもなんとかしたい!という思いが強くなり、足浴や手浴をしながら指をほぐしたり、さすったり、少しの時間ですが、おこなっていきました。患者さんの反応は、言葉はなくとも、トリートメントをおこなった手をじーっと見つめていたり、顔つきが穏やかになったりと嬉しいものでした。

そして、精油を使用しての足浴やトリートメントも実施してみたいという気持ちが高まり、患者さんに精油を何種類か嗅いでもらい、気に入ったもので足浴させていただくようになりました。ほとんどの患者さんがラベンダーを気に入ってくださり、大部屋で足浴していると、活動が低下しているほかの患者さんが「これはラベンダーですか?」と起きて、スタッフに聞いている姿も見られました。足のむくみがある患者さんには、1週間に一度、トリートメントをおこなうことができました。患者さんにトリートメント後の反応など聞いても、「特にない」と言われるのですが、毎回楽しみにしてくださり、やりがいを感じました。私が不在のときには、「あのアロマの人はいないのか?」とスタッフに尋ねてくる患者さんもいたので、スタッフの中でもトリートメントに興味を持ってくれたようでした。患者さんにトリートメントをおこなっていると、のぞきに来るスタッフがいたり、中学生の職業体験では、看護師の仕事としてこういうこともやっています、と紹介されたりしました。

◆トリートメント技術を向上させるために

少しずつトリートメントを実施しながらも、技術に不安を感じ、昨年1dayセミナーに参加させていただきました。手技の確認や川口先生に現状を話したところ、ブレンドオイルのアドバイスをいただいたり、頭部や腹部のトリートメントも薦められたり、とても有意義な時間を過ごすことができました。川口先生には、「あまり頑張りすぎないように」と言われたのですが、日々の業務の中では実施できる時間が少なく、私ももっと技術を向上したく、勤務時間後1時間ではありますが、週1回ボランティアでトリートメントをおこなうことにしました。師長に話すと、部長に説明してくれ、オイルも精油も用意していただくことができました。精油やオイルを購入していただき、現在は病棟のスタッフも手浴や足浴などで精油を使用し始めています。

最近の私は、新しく入院患者さんが入ると足が気になってしまい、足の裏の観察をしてしまいます。看護師として、JRECのサポートケア・リフレクソロジーを学ぶことができ、看護の幅が広がったように感じます。患者さんにより良いケアができるように、これからも日々勉強していきたいと思います。

JREC会報誌Holos No.28より