日本国内での本格的なリフレクソロジーの普及・発展と、それを担うリフレクソロジスト輩出のために【JRECリフレクソロジースクール】

レギュラーコース/よくあるQ&A


受講生から寄せられる質問の中で、特に多いものをピックアップしました。参考にしてください。なお、ご質問に関しては、教材に同梱の「リフレクソロジー講座 Q&A用紙」で随時承っておりますので、ご活用ください。

よくあるQ&A
Q:【CHECK3「リフレクソロジストが身体の仕組みを知る必要性」より】クライアントの反射区から読み取れる反応とは、具体的にどんなものですか?
A:私たちリフレクソロジストは、足裏を中心に指先で探るようにトリートメントをして、区分された反射区から取れる反応をみていきます。反応とは、一言で言えば「指先に伝わってくる違和感」です。

一般的には施術者が指に感じるものですが、同時に大きな反応が取れた場合、クライアント自身も感じることができます。クライアントの足を、指先で探るようにトリートメントしたとき、皮膚の下(中)のほうで、小さなぶつぶつがあるような感じがする、ゴリゴリする、硬くなっている、スポンジのようにスカスカしている、豆のようなグリグリした感触がある、軽く押しているのに痛がるなどを感じたら、それが「違和感」です。逆に、適切な手技で触っていてもスムースに指が進んでいくのならば、それは快調なサインと考えて良いでしょう。また、たくさんの方の足を触ると、それぞれに違う感触がありますね。その中で明らかに他の方とは違う感触があった場合、そういったものを総合して、反応と呼んでいます。

反射区によって特別に違う反応や感触があるわけではありません。またそれぞれ異なる見方があるわけでもありません。パーツによって手技の違いはありますが、要は各反射区で指先に感じる違和感を探すことがリフレクソロジーの意味でもあります。

なお、この反応が取れるようになるには、それ相応の実技の練習が必要です。また指の腹で押したり、手のひら全体でただなでるようにしていたのでは取ることができません。むしろ指先で中の方を探っていくように、しっかりとした手技でトリートメントすることが必要です。こういった学習はスクーリングで指導しています。
Q:【CHECK3「胆嚢」より】胆汁酸と胆汁酸塩の違いは?
A:胆汁酸塩とは、胆汁酸の成分の一種として含まれている「塩分」のことです。胆汁酸は、特に脂肪(脂質)分解の役割を持っている分泌物です。脂肪は水には溶けませんので、体内では初めは大きな分子のままです。

これを消化酵素が分解する際、大きなままでは分解しづらいので、まず胆汁が乳化し、脂肪を小さなものに分けてしまいます。すると脂肪の表面積が増えて、酵素との接触面積が増えるので、酵素の力がより強く働いて、分解されやすくなります。

このときに、直接脂肪に働きかけるのがこの胆汁酸塩で、ナトリウム塩(ナトリウム+塩素)やカリウム塩(カリウム+塩素)という形で胆汁酸に含まれています。テキストでは胆汁酸、胆汁酸塩と書いていますが、意味合いとしては同様のものを指していると解釈してください。
Q:【CHECK6「一日の摂取基準 目安量 目標量 推奨量」より】「mg」「µg」とは?
A:現在、ビタミンの量をあらわす単位として、mg(ミリグラム)、µg(マイクログラム)が使われています。
mg(ミリグラム)とµg(マイクログラム)

1gの1/1000がmgで、これはビタミンB1、B2、B6、C、E、パントテン酸、ナイアシン、葉酸など多くのビタミンで使われます。

mgの1/1000がµg、つまり1gの1/1000000がµgです。ビタミンB12、ビオチン、ビタミンKなど、量が少なくて良いものはこの単位を使っています。